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柳心会会員のブログ

令和3年(2021)8月1日・山崎清登
7月最初の福岡武道館での稽古日(7月2日)、当会の最高齢である山下師範の免許皆伝免状授与式を行いました。山下先生は70歳を過ぎて入門され、今年で90歳になられます。暑い時も寒い時も休まずに、毎週一生懸命に稽古される姿は会員全員の目標です。山下先生おめでとうございます!
令和3年(2021)7月15日・黒石真紀子
「せっかく地元に戻ってきたから、何か地元っぽいことやりたいな」とふと思ったのが一つ。学生時代に居合道同好会の稽古を垣間見た時の、「刀かっこいいなー」という漠然とした憧れが2桁年ごしにぶり返したのが二つ。そうして門をくぐらせて頂いて、気付けばもう数年経ちました。驚きですが納得感もあります。楽しくてあっという間でしたので。宗家、師範の方々はもちろん、先輩方も皆さん親切で気さくで、分からないところは理合から何度も丁寧に教えて下さいます。少し前から木剣組太刀にも取り組ませて頂いていますが、いまいちどんくさく、タイミングの合わない私に根気強く付き合って下さって感謝しています。また、縁の深い神社やお祭りで、奉納演武に参加させて頂けるのも本当にありがたいことです。お恥ずかしながら、私にとって「地元」とは自宅と学校、自宅と職場の往復だけで形作られたものでした。ですので、いざお伺いする段になって、その都度あたふたと御由緒を調べたことが何度あったことか。今になってやっと、これまで見逃していた街角や日常の景色の、奥深さと彩り豊かさに気付かされました。連綿と受け継がれてきた地域の歴史と文化に触れる機会を頂けることが本当に得難い幸運だと感じます。
そういう意味では、「地元っぽいこと」は想像をはるかに上回る形で満たされています。もうひとつ「刀かっこいいなー」の方は……刀がカッコいいのは千年昔からずっとその通りですので、あとは使う人の問題ですね……まだまだ、入り口の遥か手前に立ったかどうかです。精進します。                          
令和3年(2021)6月1日・事務局 山崎清登   6月の稽古日程についてのお知らせ
毎月の稽古日程をカレンダーにてお知らせしていますが、この度福岡県に発せられた緊急事態宣言が延期されましたので、6月20日迄三道場全ての施設の使用中止も延長される事となりました。今後の稽古につきましては緊急事態宣言解除の後に、施設管理者からの使用許可が出次第、順次再開したいと考えています。後もう少し稽古の出来ない日々が続きますが、道場で再開出来る日を心からお待ちしております。
令和3年(2021)6月1日・古賀惠太
普段見聞きしなかったり触れないものに対してなんとなく、「自分は馴染めないかもしれない」という不安感を持つ事はあるかと思います。それが居合刀や袴等を用いる古武道ともなれば、尚更そんな印象が強いのではないでしょうか。僕も柳心会に入ったばかりの頃はまだ高校生で、年上の方々ばかりの環境に少し不安と緊張を抱えていました。しかし、そんな不安や緊張は三回ほど通った頃には無くなっていました。僕は刀の持ち方や袴の着付け方等が全く分からないまま入門しましたが、長岡宗家や師範代の方々を含め皆様とっても優しく丁寧に指導して下さり、それらの所作は今ではすっかり板に付いています。柳心会では、基本的に型という一連の動作をこなすのが主な稽古です。初心者は木刀を握り、「基本刀法」と呼ばれるいくつもの型を修練していきます。型では日常的な身体の使い方とは異なる動きを求められるほか、最初は型の動きの意味が分からなかったりして思うようにこなせず辛さを感じるかもしれませんが、分からない部分は何度も繰り返し指導して下さいますし、指導を受ける内に動作の理屈を感覚でも理解出来るようになって来るので、稽古の楽しさが一気に高まります。暫く稽古をして刀の扱い方に慣れた頃には居合刀を用いた稽古も認可されるのですが、自分の稽古の成果が明確な形で実感出来るこの瞬間は、筆舌に尽くしがたい感動がありました。それからはどんどんのめり込み、入門から気づけば八年以上も続けています。最近では小学生くらいの年齢の方も会に加わり一層和気藹々とした雰囲気に溢れていて、僕の時よりも気軽に門戸を叩けるようになっていますので、興味を惹かれた方はぜひ一度見学に来て古武道に触れてみては如何でしょうか?百聞は一見に如かずと言いますので……。
令和3年(2021)5月15日・中村克博
居合の稽古を初めて十年以上になります。頭でなく体でおぼえる。そう思ってやっていたのですが、二年ほど前、習得したはずの基本形の間違いに気がつきました。体が覚えたことは、おいそれとは変わらない。初歩的な基本刀法の修正に一年以上かかった。それで、ようやく念願だった「三学」を習い始めました。ところが、先ほどの基本刀法を、まだ、あちこち、おかしなことをしている自分に気づきました。頭を柱にぶっつけたいような腹立たしさだった。そのつど師範をたずねる。どの師範も気軽に何度でも教えてくれますが、現在の習得状態では「三学」に進めない。「三学」からが、いよいよ柳生新影流の剣技にはいるからです。強と弱、硬と軟、緊張と解放、力を入れると抜く、始めたころは意味が分からなかったが、なんとなく理解できた・・・ と思っていた。が、できていないことに最近気づいたのです。だいいち想定する敵を見ていない。これでは刀を振りまわして腰高に踊りを舞っているのと同じです。以前、柳心会の師範が言った言葉を思いだします。「守・破・離と言いますが、破や離は皆さんにはありません。ただ、ひたすら守です」そうだろうと思った。天与の才能を持った武芸者が命のやり取りをして、人生を賭して修行した「わざ」を数百年も直伝で宗家に伝承された文化を、門弟である社会の現役を退いた暇人が、十年そこらで習得できるものか、とんでもない事だと思う。これからの年月はもっと謙虚にもっと素直に、ひたすら「守・守・守」で過ごそうと思っています。十年近く真剣を使っていたが、やめにしました。何百年も人から人に伝わってきた刀を、下手くそが趣味で使っては罰が当たる。今は、道場では模擬刀を、家では木刀を使って「真剣」に練習しています。本物の日本刀は手入れして拝見するだけです。ま、たまには一人で振ってはいますが・・・武士がいたころ、真剣勝負では敵を切っても気を抜かず残心して次の攻撃に備える必要がありますが、残心の所作は闘った相手への敬意の礼でもあります。千利休がいたころ茶道は武士の心得だった。大名はもちろん多くの武士は茶人でもあったのですね。武道の居合にも利休のわび茶道と同じような精神性を感じます。ともに基本は礼で、相手にも道具にも場所にも敬意を表します。うやまう気持ちが大切なのだと思っています。あなどるなかれ、おごるなかれ、考えるなかれ、ですが、なかなか、できません。
令和3年(2021)5月1日・山崎清登
ホームページの内容の訂正及び謝罪について。この度、当会ホームページの歴代宗家の内容につき、第十一代三宅清左衛門源七宗家の欄で、当会宗家と徳島の三宅清七先生と混同して、その事績を記載してしまっていた事が判明しました。これは私の事実誤認によるものですので、その内容を削除させて頂きます。三宅清七先生の関係者の皆様、当該項目をご覧頂きました皆様に謝罪させて頂きます。申し訳御座いませんでした。なお、ご指摘を頂きました方には大変感謝いたします。ありがとうございました。
柳心會事務局 山崎
 
令和3年(2021)4月15日・江頭 寿洋
ふと自分の入門許可証を探して見てみると、平成18年10月と書いてありました。もう14年も経ってしまったのかと驚く反面、まだ新影流の技の半分も習得できていない状態であり、改めてその奥深さに気付かされます。自分は福岡に在住していたのは最初の2年間だけで、後はずっと県外から通い稽古を続けています。鹿児島や長崎に転勤を重ねながら、よく福岡まで通いここまで稽古を続けてこれたなとも思いますが、自分の熱意に加え暖かく御指導をして下さる宗家はじめ師範の方々に深く感謝致します。新影流の技は二百本以上あると言われ、稽古を続けていく内に新しい技を順番に習得していくことができます。稽古を重ねながら次はどんな技が習えるのだろう?という期待と楽しみをいつも感じています。また、居合、組太刀、斬試と剣術を総合的に学べるのも新影流の大きな魅力だと思います。稽古時間中は大抵は黙々と技の練習をしていることが多いですが、組太刀等の相手を探している時は気軽に声をかけて下さいね。                                                     
令和3年(2021)4月1日・マイク先生
Thirty years ago, I walked into this Dojo and I was impressed by all that it had to offer. I felt like I had stepped into a different era of time. Warriors have been training in our style of Martial Art for almost six hundred years, and have influenced the course of Japan's past, culture and legends. Born in an era of battle, yet having an outlook that it's disciples must be guardians of peace, self-enlightenment and life. It's very rare to be a part of something as special as this, so let's take a very brief look at our Dojo's early history and philosophy. During the Age of War, called the Sengoku Jidai in Japanese, a new style of fighting was born out of the chaos and flames. In a time when blades were the law of the land, Isu Ikosai, a great warrior, retreated to the Southernmost area of Kyushu. While meditating in a shrine within a cave located on a cliff overlooking the waves of the ocean, he was divinely inspired to create a new style of swordsmanship he called "Kage Ryu" (Shadow Style) when he observed the shadow of a spider catching a fly in it's web at sunrise. Looking to nature, he watched the nimble and powerful movements of monkeys, the speed and grace of birds in flight, and even the waves of the ocean to invent his new techniques for fighting. As time went on, and the Japanese islands were unified and at peace, our style of Martial Arts survived and strong philosophies were included in the school's teachings. Based on principles from the unwritten rules of the Way of the Warrior, this "Sword of Killing" became a "Sword of Life". Disciples were expected to live their lives in such a way that would protect the weak and helpless and only use their skills and prowess when Justice, Peace or Humanity was threatened. Through strict training, the student must look within themselves and develop their body, mind and spirit. In the Dojo, the disciple must face challenges that develop the physical and mental abilities of each person. We learn to face and defeat opponents within ourselves, such as our own anger, ego and selfishness. By learning to overcome these foes with the teaching and support of our instructors and seniors, we are able to overcome other challenges we must face in everyday life. We develop into better people in service of others. In this way, our swords become an instrument of Life, not a tool that only destroys it. Our style brings a balance between strength and spirit... How do we train at the Dojo? We start with a wooden sword called a Bokken or Bokkuto, but soon move on to using an unsharpened metal sword with a sheath. The Disciple will learn how to draw and strike with the sword, then move on to learning forms called Kata. As training continues, the student will train with a partner. Eventually, the students will be able to train with sharp swords and practice cutting rolled Tatami mats. Students can also learn Kenjutsu (Japanese Sword techniques), Iaijutsu (Quick Draw), Battojutsu (Quick Draw and Cut), Kodachijutsu (Short Sword), Tessenjutsu (Iron War Fan), Jojutsu (Short Staff), Spear (Soujutsu) and Open Hand Self-Defense (Jujutsu).Training in the Dojo is done in a serious, but fun, manner. Disciples can train at their own pace and intensity. You can practice in your own individual way under the watchful eyes of the instructors. We have men, women and children of all ages studying this ancient art. People of different races and from all over the world have studied with us. Some students have injuries or special needs, but are still able to train with us. All it takes is a determination within yourself to become a better person and improve on what is already inside of you. If you are interested in Japanese Culture, Martial Arts or History, come join us and walk the path of the Samurai! Everyone is welcome!                              
令和3年(2021)3月15日・成瀬幸枝
このページを開いて下さった方、刀を使うってどんな感じなんだろう?ちょっと不安ですよね。ここでは「よくある質問」を想定して少し説明してみますね。①道場では一体何をするのだ?、ー基本的に個人個人が、自分のペースで技の練習をします。宗家、師範が必要に応じて何度も何度も丁寧に指導してくれます。私も何十回と同じことを聞きます。また、人と競うことはありません。
②体力や経験はいるのか?、ー門弟にはあらゆる世代の方がいます。体力も自分の体力に合うようにやればいいと思います。武道の経験がない人は沢山います。そもそも運動が嫌いな人もいます。私です。③どんな雰囲気なのかな?みんな厳しいのかな?ーー私がこの会のすごいなと思うところは、風通しがよく(言いたいことが言え、聞きたいことが聞ける)、皆が穏やかで物静かで、何も命令されないこと、それなのに、規律がきちんと保たれていることです。宗家や師範のかたがたのお人柄も大きいかも。まだ色々ありますよね、費用は臨時にかかるかとか(それはありません。)女性は入門して、どうなんだろ?とか(稽古に男女差はありません。でも稽古以外では配慮がゆきとどいて安心です。女性の門弟も優しい穏やかな方たちですよ。)どんなことでも、知りたいことがあったら、ホームページの「お問い合わせ」で聞いてくださいね。ちょっと自分を引いて見られる場所にもなるかも。終ります。礼。
令和3年(2021)3月15日・前田博親
柳心会の新ホームページを手掛けて思わぬ方向に走ってしまった。福岡藩と柳生新影流宗家の歴史探究。元来歴史好きの私だが「灯台もと暮し」で地元福岡の歴史は後回しにしていた。それが柳生新影流宗家の歴史を調べるうちに引きずりこまれてしまった。江戸時代を中心にタイムスリップ、歴代宗家を取り巻く過ぎ去った時代の人々の吐息が聞こえ体温が感じられるようだ。想定外の楽しみに点火した。歴史とは無数の人々の連鎖である。この当たり前のことを軸に歴史を学ばないと興味は沸かない。現代の歴史教育は残念ながらそれを忘れている。新影流宗家に焦点を当てることで過去の時空に光が射し時代が動きだす。それが私の歴史探究の原点である。HP作成は良い機会を与えてくれた。歴史探究は一次史料を読み解かないと楽しみは半減する。与えられたマスメディアや小説等の情報に頼っていても現実感は伝わってこない。以前から経験でそう感じている。それにしても宗家の歴史事跡の探究は難解な推理小説を解くような気分だ。この年になると頭の体操に丁度良い。現在格闘中。福岡県内で調査可能な資料は調べがついた。主に公立、大学図書館を利用しているが県内だけでは限界がある。他に重要な資料が県外(閲覧のみ可能)図書館等に存在することが判ってきたが簡単には出向けない。機会があれば今後も発見を深めHPで歴代宗家の事蹟を共有したいと考えている。
令和3年(2021)3月7日・山崎清登
HPアドレスが変更になりましたので、新しいポスターを作製しました。色々な場所に掲示出来ればと考えています。掲示利用の方は下図を印刷してください。柳心會は会員を随時募集しています。ご興味がありましたら見学は何時でも可能ですので、お気軽にお越し下さい!
令和3年(2021)3月1日・吉岡由美
平成22年7月1日、初心で刀を手にし、未熟乍らも昨年ようやく「初伝(5段)」免状を頂きました。昇段は、時代を超え支えてこられた数多の想いを同時に引き継ぐことでもあります。この剣術・兵法に限らず、日本の美しい伝統文化が絶えぬよう、この先の世の平和安寧も又、願わずにいられません。剣禅一致なれど未だ止静也。伝書の心得にある愛洲影流継承福岡黒田藩傳柳生新影流兵法修行者としての誇りとその根本精神に則り、これからも変わらず心技修練致します。皆楽しく稽古しております。 
令和3年(2021)3月1日・長岡宗家
長岡宗家が以前、疋田豊五郎について藤香会の冊子に書かれた文を紹介します。、疋田豊五郎については他で触れられることの少ない人物です。貴重な口伝と思います。彼は福岡藩で重く用いられたようで子孫の分家も多く繁栄しました。福岡藩の分限帳でも確認できます。
令和3年(2021)2月14日・松永崇史
 平成27年4月、ネットで柳心会のHPを見つけ、道場見学に行きました。見学では、勧誘らしい勧誘は一切なく、嵐のような勧誘攻撃を覚悟していったのに拍子抜けをしたのを覚えています。よくある道場のイメージにありがちな威張り散らす人もおらず、皆さん穏やかで優しかったこと、宗家の御人柄が優しく温かで、気さくに声をかけてくださること、そして何より400年以上にも及ぶ時の中で脈々と福岡藩に受け継がれてきた柳生新影流の正統を学ぶ事ができるという奇跡がキメ手となり、見学した翌週には入会届を持って道場に行きました。 初めのうちは模擬刀も会のものを借りて稽古できますが、すぐに自分のものが欲しくなります。私もすぐに購入しました。そして模擬刀の次は本物の刀が欲しくなります。 武道では「初段、二段、三段、四段…」という段位制度が用いられますが、当会では伝統的な「初目録、目録、後目録、奥入…」というような古式ゆかしい伝位を用いています。審査に合格し、免状を頂いたときは本当に嬉しく、頂いた免状は額に入れて飾っています。「いつかは、免許皆伝に…!」と遠く険しい目標を胸に秘めています。 仕事や家庭以外の場所ができた事も私にとって非常に意味がありました。仕事帰りに道場に寄って汗を流す事はストレス発散にもなり、充実した毎日を送っています。 年齢に関係なく始められ、老若男女を問わず、たくさんの「剣友」ができました。 ご興味を持たれた方は、是非、気軽に道場に見学に来ていただけたらと思います。
令和3年(2021)1月29日・山崎清登
ご挨拶 柳心會事務局の山崎です。
この度、当會のホームページをリニューアルしましたのでご挨拶させて頂きます。私達が稽古をしている柳生新影流兵法は、福岡黒田藩に脈々と伝わり現長岡鎮廣宗家で十四代となります。毎週、福岡武道館・高宮三月田館・箱崎小学校と3つの道場で小学生から80代迄老若男女様々な会員が一生懸命稽古しています。日々の稽古だけではなく、香椎宮・鵜戸神宮等神社仏閣での奉納演武やどんたく での奉祝演武など色々な場所で演武を披露させて頂いていますので、ご興味のある方は是非一度見学していただければ幸いです。今後様々な情報を当ホームページやFacebookで発信して参りますので、宜しくお願い致します。